2006年12月31日

今年一年で若い世代に対する認識を改め、苦手意識が大いに薄らいだこと

 ホームページやブログを開く前の二年以上前まで、漢方相談といえば中年世代が主体であったが、HPやブログのお陰で二十代や三十代の若い世代の御相談が急速に増えた。
 それも不思議なのは、HPにもブログにもイヤミなほどに本音をぶちまけているので、よほどの裏読みが出来る奇特な人でもなければ、こんなに横柄で不快な漢方薬局など誰が行くものか、と思われることを十分覚悟していた。

 そもそも、HTMLやCSSの面白さに魅かれて、制作そのものに次第にのめり込んで嵌ってしまッた部分が大きいだけに、やや本末転倒気味のところがあって、単に集客だけを狙ったものではなくて、村田漢方堂薬局の漢方相談の数十年来の経験から培った?ポリシーを全面に打ちだして、本気で賭ける気概のある方以外は御免蒙る旨をはっきりさせておきたかったから、そのまま本音をぶちまけ続けていたのだった。

 それだけに、当方のHPやブログを御覧になって来られる方の多くは、びっくりするほど真面目な人達ばかりで、とりわけ若い年代層では、中年世代に負けず劣らず古きよき時代の日本精神を体現された方が意外に多いのに驚いている。
 
 早くピントがあって直ぐに8割以上の緩解に到達する人、行ったりきたりでピントが中途半端な人、体調変動の波が大きいために常に臨機応変の配合を必要とする人など様々であるが、一定レベルの緩解に到達した時点で、次第に遠ざかった行かれる人が出て来られるのも自然のことである。

 いつのまにか音沙汰がなくなった人もあるが、もしも再発して困ったら、戻って来られるのに遠慮はいらない。
 中途半端な治りのままでも、服用が面倒になっったり、あるいは様々な事情で将来、中断せざるを得ない人も出て来ることだろうが、これも当然ありえることだから、そして何でも完全・完璧なんてことは事実上あり得ないことだから、次第に遠ざかって、そのうち無音になることも自然なことである。

 ところで、口癖のように慢性疾患は8割緩解の持続と安定が得られれば上等だと吠え続けていたら、関東の男性が一人、数ヶ月もしない服用でお陰さまで9割治りましたと電話で告げられた。
 客観的な報告だけでなく、主観的な報告もしてほしいと皆さんに言っているから、主観的には9割緩解ということだろう。
 あるいは機智に富んだユーモアかも?
現実には、アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎が超短期間(1〜7日)で表向きは完璧に消失したケースは今年に限っても複数遭遇したが、これは表面的なもので根こそぎ根治したわけではないのは当然である。

 それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。
ラベル:苦手意識
posted by ヒゲジジイ at 10:17| 山口 ☁| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする