昨日(月曜日)の新人さんは、都合により遠方から飛行機で往復日帰りであった。だから多くの遠方の方のように二泊三日や一泊二日ではないから、朝から夕方まで集中講義(ではなかった)集中相談で、出来るだけの時間をかけた。だから村田漢方堂薬局が終着駅であってほしいと願う。
西洋医学はもとより、各地の漢方遍歴をお聴きしていると、効果があったためしが一度もない。その漢方遍歴談はとても興味深く参考になった。
そして若い世代が、如何にインターネットをフル活用して情報を得ているかの実際を聞いて、この世はインターネット中心社会になったことがますますヒシヒシと感じられるのであった。
そこで、インターネットにより村田漢方堂薬局を訪問した人でも、とても面白いことに気がついた。同じインターネットを利用して遠方から来られた人でも、その後の連絡が世代によって大きく異なる傾向があることに気がついたのだった。
おおよそ35歳を境に、それ以下の人はほぼ一人の例外を除いて、全員がメール中心の連絡であり、それ以上の人は1.5人の例外を除いて全員が電話の連絡である。この1.5人というのが微妙で、いつも御出演下さる東京の超美人の昔のお嬢様が、メールも電話も利用されるからである。
それ以外の方は、若い世代は徹底的にメールであり、それ以上の人は電話である。
以上は、あくまでインターネットで村田漢方堂薬局を発見(笑)して来られた人達の話で、古くからの常連さんで関東地区などにお住まいの人達でも、一人の例外を除いて全員が昔から電話連絡で、メールを利用される人はいない。やはり35歳以上という傾向がかなりはっきりしている。
以上は県内や近県の人達は除外した統計であるが、今後もこのような傾向が続くのかどうか、興味深い。
それにしても若い世代は、情報取得にいかにインターネットを利用し、目に甘く耳に心地よい情報に飛びつき、様々な情報に右往左往してサンザン懲りた挙句に、ようやくトウヘンボクなヒゲジジイのアイロニックなブログやサイトに何を感じたのか、賭けてみる気になった奇特な人達が若い世代にも意外に多く、遠路はるばるやって来られるのであった。
「絶対治してあげる」「二ヶ月で必ず治る」など、どういう根拠で「絶対」とか、「必ず」とか言えるのか不思議であるが、それらの甘い言葉に誘われて、結局は様々な無効な治療や逆効果で苦労の果てに行き場を失い、最後に辿り着かれた本州の端の終着駅下関、という栄光が永遠であることを祈るばかりである(笑)