2006年11月03日

オシャレは女性の嗜みとて、大反撃を食らうヒゲジジイ(涙)

10月20日化粧品・シャンプー・白髪染めなどが原因の急性湿疹の漢方薬の後日談。
 ようやく関東勢の女性二人の急性湿疹も治り、超?美人の東京の元お嬢様も僅かに痕跡を残すのみとなった。お二人とも肝胆の湿熱に対するインチンコウトウを連用中であったから、不幸中の幸いでもあった。
 アトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患にしばしば応用する基本三点セットも服用されていた人のほうがやはり治まるのは早かったようだ。このことから、東京の元お嬢様も体質改善の目的から三点セットを追加することとなったほどだ。

 大分良くなりましたとのお電話に、よけいなオシャレに金をかけるから碌なことはない!っとケンモホロロに諌めたつもりが、二年間もオシャレする気力も湧かなかったのが、先生の漢方薬のお陰でその気になって喜んでいたのに、女心をまったく酌むことも出来ない先生は、あまりにも残酷すぎるではないかと、大反撃を食らってしまった。
 泣き出されないかとハラハラしてしまった!
 うっかり思ったことをそのまま口に出したのがまずかった。もっとお世辞を言えばよかったが、お世辞が言えるガラでもない。

 先生のお陰で、と言われても、数ヶ月前には8割以上本当はほぼ百パーセント、フラツキ症状が消えていたというのに、現在は僅かに後退して7割程度の回復状態が続いており、それでも平気で外出できるので、昨年に比べたら雲泥の差だから、もっともっと頑張りますよと、却ってこちらが慰められる始末。この方もまる十ヶ月は過ぎてしまった。

 やっぱり男性には理解できない女性達の化粧やオシャレ。結局、あれこれ顔に塗りたくったり、全身美容などしないと生きていけない女性というのは、何とも不思議な動物ではないでしょうかexclamation&question

 ともあれ、もう一人の女性は、重症でもない急性湿疹にステロイド内服薬が出されていたものだから、せっかく回復していた慢性疲労症候群的な諸症状が一気に再発してオーバーに言えば「動けなく」なったのだった。ご本人はそれが原因だとは気がつかずに、メールで再発した旨、お問合せがあったので、原因はステロイド内服薬だからと直ぐに指摘してあげ、内服薬を中止することで明くる日には回復したのだった。

 不必要に投与されたステロイド内服薬は、時として激しい副作用をもたらすことがあり、地元ではもっとも弱いタイプのステロイド点眼薬くらいでも、涙腺から鼻管を通って内部吸収されるために、鬱症状と全身倦怠感に見舞われ、どうしようもなくなって漢方相談に見えた人もあるくらいなのだ!
posted by ヒゲジジイ at 00:14| 山口 ☀| 中医漢方薬学 | 更新情報をチェックする