2006年10月16日

お問合せの電話に紋切り型のお返事「直接来られないと・・・」というお返事に誤解を招くこともあるらしい。

 常連さんが重なった月曜日である。直接来られる人も、行かれないから送って欲しいという常連さんも、今日はやたらに重なった。
 常連さん以外では、先週の火曜日に突然見えた関東の若者が、順調に経過しているので(翌日にも効果が見えたアトピー)まとめて送って欲しいという一件だけ。

 その間にはお問合せも頻繁にかかる。最近は例によってHPを見てのお問合せも増えている。
 忙しい最中であればなおさら時間が惜しいので、受話器を取る女性薬剤師のお返事は紋切り型となりやすい。「直接来られないことには・・・・・これが決まり文句で、及び腰の人やお気軽な人のチェックが出来たものと思い込んでいる

 近くで耳に入ることもあるヒゲ薬剤師も上手な断り口調だと思い込んでいた。
 これまでこの紋切り型のお返事に対して、日をあらためて同じ人が、近々伺いますからという電話が何本も入ったが、わざわざのご連絡にも関わらず結局、無音のままということも多いので、多忙中の電話の応対には同様の紋切り型「直接来られないことには・・・」で定着していたのだった。

 当然の紋切り型のはずだが、なかには女性薬剤師が直接来てくれるように懇願したものと誤解される人も出てきたので、青天の霹靂である。
 曲がりなりにもヒゲ薬剤師の部下の女性薬剤師である。断じて懇願することがあるものか。直接来れない人は、お話にならないから紋切り型で時間の節約をしているだけだ。

 何と、手前味噌に上手に誤解する人も世の中にはいるものだと、感心するやら呆れるやら。

 世の中には大病院の医者に対しても、ましてや市井の薬局薬剤師に対して、いかに強い立場に立つべきかという工夫に余念のない輩も多いと聞く。身内の医師たちの研修医時代の苦労話を聞けば、平成時代の錯誤した風潮が知れるというものである。
 ここ村田漢方堂薬局は明治時代の日本である。断じて平成の日本ではない。平成の巷の風潮が通用すると思ったら大間違い。

 へたな駆け引きナンゾをされればされるほど、ヒゲ薬剤師はやる気を失うだけ。誰も何の得にもなりゃしない。
 
posted by ヒゲジジイ at 22:07| 山口 ☀| 漢方と漢方薬関連の御質問 | 更新情報をチェックする