2006年08月08日

もともと食事療法にはあまりウルサクない漢方薬局ではあるが・・・

 先週のこと、猛暑の金曜日、こんなに暑いと真昼間にやってくる人もいないだろうとスタッフ一同(と言うほど大人数だったケ〜〜?)、三々五々に昼寝気分だったところへ常連さんがやって来られた。
 よくぞこんな日に来られましたね〜〜!とスタッフ一同驚きの声を発すると、
「イエイエ、暑いからこそクーラーのよく効いてる村田漢方堂薬局に来るのよ!暑くって家にいられないもの」
 ナルホド。

 ということで四方山話から始まって、長年服用する漢方薬も、臨機応変の使用方法もかなりマスターしたものの、もう一歩が治らないところがある云々とて。
 様々な病気が漢方薬で克服できたものの、消化器系統の虚弱性がもう一歩ということで、あれこれ聞いているうちに、これだけ長年のお付き合いなのに、とんでもないことを発見して驚いた。

 ミゾオチが痞えるなど調子が悪くなると必ず好きな乳製品のみ(主にチーズ)で過ごし、調子が悪い時用の漢方薬(大柴胡湯主体)がシッカリ効くのに数日かかる。

 調子が悪いといってはチーズ、調子が良い時にはあらゆる乳製品主体の生活だと言う青天の霹靂の食生活をここに到って知ることとなった!

 だからシバシバ下痢気味となり、潜在的に膵臓が弱そうだと思っていたが、消化器系統の弱い貴女が、しかも草食動物の日本人である貴女が、オー何という食習慣を続けていることか!? とスタッフ一同、ひっくり返って絶句するばかり。
 気を取り直して、いかにこれまでの食生活が間違っているかを説明し、滅多なことで食事療法をウルサク言わないヒゲジジイが、懇々と説得すること一時間。
 
 これは実に良いことを伺いました!直接出向いた甲斐がありましたよ!と感激して帰宅される常連さんであった。

 親しくなりすぎて、却って重大なことを見逃していたようだ!
posted by ヒゲジジイ at 23:32| 山口 ☀| 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする