先日23日の本ブログの記事中に掲載した、相談料を払うからメール相談だけで証をみてほしい、その際にはブログには載せないでくれ、という申し出があった人の話を掲載していたところ、一昨日、昨年暮れに遠方から直接やって来られ現在、すべての症状が殆ど8割近く軽快している女性から、上記のタイトルのようなお申し出があった。
とてもありがたいことだが、実際に当方に来られて直接、漢方薬をお出ししている人の病状や経過は、ほんのサワリ程度を書くことはあっても、多少とも詳細に記すことは遠慮している。
もちろんすべて匿名であるから、ご本人様が読まない限りは、誰のことかは絶対にわかるものではないが、ご本人にとってはあまり気持ちの良いものではないだろうと思い、今後もその方針は貫くつもりである。
ところで、せっかくお申し出下さったのだから、この方については、以前からもチラチラとほんのサワリ程度は書いているだけに、タイミングのよいときには、ある程度具体的な病状と、それに対する漢方薬を書かせていただくことにしたい。
ともあれ、このような申し出を下さった理由は尤もなことで敬服するばかりであった。
つまり、ご自身が地元の西洋医学治療、複数の日本漢方や中医学の病院あるいは診療所、あるいは漢方薬局等で苦労された挙句、お断りするにも関わらず、当方に賭ける強い情熱で来らることになったのも、すべてはネット上のHPやブログに書かれている多くの記事を読みまくることで、しかも多少とも具体的な症状が書かれていることが、漢方薬に賭ける大きな励みになったのだから、メール相談程度の段階でブログに掲載を拒否される方の心理が理解できない。
是非、私の症例はいい参考になると思うので、掲載しても構わない、構わないどころか、是非、掲載して欲しいとまで申し出て下さったのであった。
そこで、お言葉に甘えて、いずれ気が乗った時に、多少とも具体的な病状と、それに対する漢方処方を記すことだろう?!
2006年06月28日
ブログへの再録を断る6月23日の記事をみられ、義憤を感じられた某淑女が御自分の症例を是非、このブログに掲載して欲しいと申し出て下さったこと
posted by ヒゲジジイ at 12:09| 山口 ☁| 繊細でデリケートなヒゲジジイ
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