常連さんのお問い合わせメールに返事を書いていたヒゲ薬剤師は、応対する女性薬剤師がいつになく身構えた口調に、ハハ〜〜〜ンと直ぐにさとる。
また、例によってもっとも苦手な若い女性からの質問だな、ということが。
口の渇きが漢方薬で治るかどうか、最後の結論的には、それだけが知りたいための質問の電話だった。
原因疾患が何か、先ずは病院に行って検査すべきだとのアドバイスに、本人は矢張りシェーグレン症候群などを疑っているようで、だからなおさら即刻病院に行くべきだとアドバイスするも、
「病院に行けばそれは直ぐに分かるんでしょうけどね、ただ漢方薬で口の渇きが治るかどうかが知りた」かっただけで電話をかけたのだという返事。
人のアドバイスを聞くような返事ではない。
こんな場合、多少とも強い口調でアドバイスしようものなら、逆にひどく噛み付かれた経験のあるベテラン女性薬剤師も懲りているので、身構えたままである。
ヒゲ薬剤師が応対に出ていたら「さっさと病院に行って検査しなさい!」と強い口調になっていて、またまた見知らぬ若き女性に逆切れされていたことだろう。
こうやってブログにも書いてしまうほど、昨今の若い女性の多くはまったくの苦手である。
正直言って異星人に思えるのだった。
ところで、苦手苦手と言いながら、実際には数年レベルの常連さんなら若き女性達が相当な人数おられるのだった!
これ等の方たちは、まったくの例外で、多くは最初に御両親とともにやって来られて真剣そのもの。
各種膠原病や重度のアトピー性皮膚炎で、病気そのものに長く苦しめられた分、却って人間形成が驚くほど向上されていて、当方が苦手とする若き女性の異星人ではなかったのだった。
覚悟を決めて来られた方たちばかりだっただけに、比較的容易に互いに真剣なご相談により緩解していった、あるいはしつつある方たちばかりである。
うんっ、今、数えて見ればそのような若き淑女の常連さんは意外にも、相当な人数がいるのですよ
2006年03月10日
シェーグレン症候群ではないかと不安を持つ若い女性から「口の渇きが漢方薬で治るかどうかが知りたい」という問合せ電話に身構える女性薬剤師
posted by ヒゲジジイ at 11:18| 山口 🌁| 各種膠原病や関節リウマチやシェーグレン症候群など
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