2020年11月28日

75%エタノールの一斗缶(15Kg)を力任せに(補中益気湯)

 我が薬局では、日本製の75%のエタノールを利用しており、それ以外にはジェル状の80%エタノールのベトナム製も、手の消毒以外にも、高濃度のエタノールジェルなので、多岐にわたって利用している。

 先日の連休中に、ポンプを使えばよいものを、若い頃の調子で力任せに15Kgの一斗缶を抱えて、2ℓのプラ容器に大きなロートを装着して、強引に8個の容器に振り分けた。

 15Kgのエタノールの某社の製品は、比重:0.878ということだから17ℓの容量であるが、これを強引に2リットル容器8個に分配し、僅かな時間で仕事を終えたのはよいが、気が付くと、手足に力が入らなくなっていた。

 さすがに自身の年齢を思い出し、やはりポンプを使うべきだったかと、やや後悔しかけたものの、ふっと思い出したのが、吾輩よりも年上の開業医の先生で、漢方専門書籍も何冊か書かれておられ、折々に頂くメールの中に、しばしば補中益気湯の有用性についてご報告頂いていたことだった。

 まさか、ヒゲジジイが、まさかっ、と思ったが、こんな時こそ補中益気湯を試してみるべきかと、急ぎ連用中の杞菊地黄丸などとともに、満量の補中益気湯エキスを服用したところ、なんとなく効くようなので、続けることにした。

 翌日には手足のだるさは取れ、それよりも何よりも、疲労感が日毎に取れていく。数年以上、若返った気分が今日まで持続している。僅か数年とはいえ、老人には嬉しい効果である(苦笑。

 こんなことなら、もっと早くから続けておくべきだったと思うが、まさか、冷え性とはほとんど無縁で、やや暑がりのヒゲジジイが、さすがにアイスクリームや氷菓子類の嗜好が、補中益気湯を受け入れやすい身体にしてしまったのかもしれない。

 とはいえ、お馴染みさんの中には、冷え性で、ときに極端に疲労しやすく、補中益気湯では一時効いたと思っても、続けていると、効果が激減したので、牛黄+人参のカプセル製剤に切り替えたところ、頓服でこそ覿面、劇的に効果があるという中年女性もおられる。

 なお、女性薬剤師は、通常の補中益気湯は、配合中の人参が胃熱や火照りを誘発するので、党参使用の補中丸Tでなければならないというが、同様の女性は数名おられる。

 ところが、やや暑がりのヒゲジジイであるのに、朝鮮人参が使用された一般的な補中益気湯の満量を続けても、不快な部分はまったくなく、優れた効果を感じるばかりであるが、他にも併用している漢方薬や中草薬類が、やや寒性に傾いているので、却ってバランスがよいのかもしれない。
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2009年11月28日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月28日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

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posted by ヒゲジジイ at 09:53| 山口 ☀| 近況報告 | 更新情報をチェックする

2020年11月27日

想像力の乏しい人達のマスク不要論の短絡思考

 2020年11月24日 コロナがいつ収束するか分からないにしても  で取り上げた近藤誠氏の意見。
新型コロナウイルスの直径は0.1マイクロメートル。これでは5マイクロメートル以上の粒子しか捕捉できないサージカルマスクはほぼ無力です。
 は、想像力の貧困を証明する短絡的な考えである。

 というのも、人が喋るときや、くしゃみや咳をするときに吐き出すウイルスを含んだ唾液や鼻汁、および咳き込み時の飛沫は、当然ウイルス単体よりも遥かにはるかに大きいので、通常のマスクでもかなり飛散を防ぐことができる。

 その証拠に、マスクを皆がするお陰で、一般的な風邪引きや、とりわけインフルエンザの感染者が、例年に比べ、劇的に減っており、コンピューターの富岳の実験でもマスクが飛沫の飛散防止に効果的なことが証明されている。

 想像力が貧困であると、ウイルス単体のサイズだけで単純に考えてしまい、上記の近藤誠氏のような短絡的な思考で間違った結論を導いてしまうのである。

 漢方業界の薬局や薬店こそ、三大癌治療を否定される近藤誠ファンが多いらしいので、うっかり本音を書くのが憚られるのだが、いやはや、近藤誠氏にはまったく幻滅である。
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2011年11月27日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年11月27日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2020年11月25日

マウスシールドだけを装着して、恬として恥じない国会議員たち

 立憲民主党の枝野氏は、実に力強く Go To トラベルキャンペーンが、感染拡大を招いたのではないかと菅総理を追及するが、唾液の飛沫を左右と上方にばらまき散らすマウスシールドで吠えても、まったく説得力がない。

  枝野氏のマスクなしで、マウスシールドだけで恬として恥じない所業は、氏が力強く批判するGo To トラベルキャンーペンが、トラブルの元凶であるのと同レベルの危険な問題であることを自覚できないレベルの人である。

 目糞鼻糞を笑う、ではなく、目糞鼻糞を怒る、というたぐいである。

 そもそも国会で、医師や薬剤師など、医療分野では無資格の、主として文系の連中が、喧々諤々やったところで、まったくの小田原評定に過ぎない。

 実際には国会議員の中には医師や薬剤師がいるはずだが、その連中の声が聞こえないのも情けない。

 いずれにせよ、以前も述べたように、マウスシールドは、マスクとは違って、派手に唾液の飛沫を上や左右に撒き散らすろくでもないシロモノであることを、もっともっと認識すべきである。
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2008年11月25日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月25日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2020年11月24日

コロナがいつ収束するか分からないにしても

 マスクや手洗いや消毒、および人との距離を取ることなどの習慣は、たとえコロナが収束しても、引き続き継続するべきだろう。

 というのも、これらのお陰で、例年よりも市販薬の風邪薬の販売量が、劇的に減っているというのである。

 つまり、風邪を引く人も、インフルエンザですら、感染する人達が激減しているという。

 ということは、明らかに新型コロナウイルスは、一般の風邪やインフルエンザに比べ、遥かに感染力が強いと断言して間違いないということである。

 ところで、我が尊敬する近藤誠医師は、近藤誠「コロナに過度な心配は不必要。免疫力アップに、医者・薬・サプリは要らぬ」 ということで
マスク、手洗い、うがいなどがあります。それらは実際、感染予防にどの程度有効なのでしょうか。正直に申し上げて、残念ながらどれもあまり効果は期待できません。
 と述べらているが、この先生にして、このレベルの認識かと、大いに落胆。

 さらには
新型コロナウイルスの直径は0.1マイクロメートル。これでは5マイクロメートル以上の粒子しか捕捉できないサージカルマスクはほぼ無力です。
 と断言されても、現実には、風邪やインフルエンザに感染する人が、例年に比べて激減していることから、当然、ウイルスの種類に違いはあっても、超微細なウイルスの仲間であることに間違いないのだから、当然、新型コロナウイルスの感染予防には、うがいの有効性はともかく、マスクや手洗いなど、明らかに有効であることに間違いないだろう。

 悪性腫瘍に対する漢方サポートを全面否定される極端な考えと、上記のコロナに対する予防問題の誤認と合わせて考えると、近藤氏は、あらゆるほとんどの医学・薬学領域で、極端すぎる医師で、うかつに信用できないのだと、いまさらながら、やっぱりねっ!と落胆するやら安心するやら、実に複雑な心境である(苦笑。
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2009年11月24日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年11月24日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2020年11月23日

医師や医療専門家が厚労大臣にもならないというバカげた国家

 タイトルは、某内科医の開業医の先生が、大きく嘆息されておられた、内々で述べられたお言葉である。

 これに続いて、「政治的にはお偉いかもしれませんが、なにもわからない馬鹿者が医療政策の発信をしている実態はどうしようもないわけです。」

 これに対して、ヒゲジジイのお返事は、言わずもがなの本音をお返ししてしまった。

 すなわち、実におっしゃる通りで、いつまでも、こんなちぐはぐな日本は、先の戦争でも真の分析力が皆無なために、無残な敗戦を迎えても当然だったと思います。

 このまま進めば、本格的な冬を迎えたときの日本は、新古今和歌集の時代に舞い戻るのではないかと危惧いたします。

 このままいけば医療崩壊、想像するだに恐ろしい限りです。
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2008年11月23日の茶トラのボクチン(4歳)
2008年11月23日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:医療崩壊